夏至、あやめが咲く頃に生まれたあなたへ
六月二十六日の詩箋

6月26日の詩箋:李清照「如夢令」常記渓亭日暮、沈酔不知帰路… 誕生の漢字〈日〉

誕生の漢字

ひ
あたたかく照らす人
李清照 才女タイプ
才気と感性できらめく人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「菖蒲華」(あやめはなさく)の頃。

書き下し文

常記渓亭日暮 沈酔不知帰路 興尽晩回舟 誤入藕花深処 争渡 争渡 驚起一灘鴎鷺

常に記す 渓亭の日暮

沈酔して帰路を知らず

興尽きて晩おそく舟を回めぐらし

誤りて藕花ぐうかの深き処に入る

争いかでか渡らん

争でか渡らん

驚き起こす 一灘の鴎鷺

現代語訳

いつも思い出す、谷川のあずまやでの夕暮れ。すっかり酔って帰り道もわからなくなった。遊び疲れて遅く舟を返すと、うっかり蓮の花の奥深くに迷いこんだ。どうやって抜けよう、どうやって。漕ぐうちに浅瀬の鴎や鷺がいっせいに飛び立った。

李清照(南宋)|詞

添えの一首

書湖陰先生壁 王安石
山が戸をあけて、青を届けてくれる。