春の雨が穀物を育てる頃に生まれたあなたへ
四月二十日の詩箋

4月20日の詩箋:韋応物「滁州西澗」独憐幽草澗辺生、上有黄鸝深樹鳴… 誕生の漢字〈草〉

誕生の漢字

くさ
たくましく伸びる人
韋応物 詩仏タイプ
静けさの中に美を見つける人

この詩を分かちあう誕生日:2月10日

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「葭始生」(あしはじめてしょうず)の頃。

書き下し文

独憐幽草澗辺生 上有黄鸝深樹鳴 春潮帯雨晩来急 野渡無人舟自横

独ひとり憐あわれむ幽草ゆうそうの澗辺かんぺんに生しょうずるを

上うえに黄鸝こうりの深樹しんじゅに鳴なく有あり

春潮しゅんちょう 雨あめを帯おびて晩来ばんらい急きゅうなり

野渡やと 人ひと無なくして舟ふね 自おのづから横よこたはる

現代語訳

谷川のほとりにひっそりと生える草を、ひとりいとおしく思う。上の茂った木ではうぐいすが鳴いている。春の水は雨を集め、夕方になって流れが急になった。野の渡し場には人もなく、小舟がひとりでに横向きに浮かんでいる。

「滁州西澗」をくわしく読む →

韋応物(中唐)|七言絶句

添えの一首

桃花渓 張旭
桃の花を追いかけて、理想の場所へ。