夏至のさなか、雨に紫が映える頃に生まれたあなたへ
六月二十九日の詩箋

6月29日の詩箋:李白「望廬山瀑布」日照香炉生紫煙、遥看瀑布挂前川… 誕生の漢字〈香〉

誕生の漢字

かおり
あとから思い出される人
李白 詩仙タイプ
自由奔放、月と酒を愛する冒険家

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「菖蒲華」(あやめはなさく)の頃。

書き下し文

日照香炉生紫煙 遥看瀑布挂前川 飛流直下三千尺 疑是銀河落九天

日ひは香炉こうろを照てらして紫煙しえんを生しょうず

遥はるかに看みる瀑布ばくふの前川ぜんせんに挂かくるを

飛流ひりゅう 直下ちょっか 三千尺さんぜんじゃく

疑うたがふらくは是これ銀河ぎんがの九天きゅうてんより落おつるかと

現代語訳

日の光が香炉峰を照らし、紫色のもやが立ちのぼる。遠くを見ると、滝が前方の川に掛かっているようだ。まっすぐに三千尺も流れ落ち、まるで天の川が空の最も高い所から落ちてきたかと思われる。

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李白(盛唐)|七言絶句

添えの一首

三衢道中 曾幾
梅雨の晴れ間、鶯の声がふえる帰り道。