立夏のさなか、若葉が風にゆれる頃に生まれたあなたへ
五月八日の詩箋

5月8日の詩箋:蘇軾「新城道中」東風知我欲山行、吹断檐間積雨声… 誕生の漢字〈樹〉

誕生の漢字

き
根をはって大きく育つ人
蘇軾 楽天家タイプ
雨の日も笑って歩ける人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「蛙始鳴」(かわずはじめてなく)の頃。

書き下し文

東風知我欲山行 吹断檐間積雨声 嶺上晴雲披絮帽 樹頭初日掛銅鉦

東風 我が山行せんと欲するを知り

吹断す 檐間えんかん積雨の声

嶺上の晴雲 絮帽じょぼうを披きせ

樹頭の初日 銅鉦どうしょうを掛く

(抄録)

現代語訳

春風はわたしが山歩きに出かけたいのを知っていて、軒先の長雨の音を吹き払ってくれた。峰の上の晴れた雲は綿の帽子のよう、梢の朝日は銅鑼を掛けたようだ。

蘇軾(北宋)|七言(抄)

添えの一首

絶句 杜甫
日は長く、山河うるわしく、花草香る。