牡丹が咲き、都がざわめく頃に生まれたあなたへ
四月三十日の詩箋

4月30日の詩箋:劉禹錫「賞牡丹」庭前芍薬妖無格、池上芙蕖浄少情… 誕生の漢字〈花〉

誕生の漢字

はな
まわりを明るく咲かせる人
劉禹錫 不屈タイプ
逆風でも明るさを失わない人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「牡丹華」(ぼたんはなさく)の頃。牡丹。

書き下し文

庭前芍薬妖無格 池上芙蕖浄少情 唯有牡丹真国色 花開時節動京城

庭前の芍薬は妖にして格無く

池上の芙蕖ふきょは浄くして情少なし

唯だ牡丹のみ有り 真の国色

花開く時節 京城を動かす

現代語訳

庭の芍薬はあでやかだが品格に欠け、池の蓮は清らかだが情に乏しい。ただ牡丹だけが真の国一番の美しさ。花の咲く季節には都じゅうが沸きたつ。

劉禹錫(中唐)|七言絶句